人生八十年とかいうが、振り返ると半分をすぎていた。そんな主人公の人生を読むことによって得られることもあるだろう。何気ない日々を過ごしていたと思っていたら、意外と波瀾万丈だったなんてこともあるものである。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕
最終更新日:2023年 02月 16日 09時 07分
Nコード:N7166HZ 読了時間:約103分(51,143文字) 総合評価ポイント:20pt 評価人数:2人 評価ポイント:20pt ブックマーク数: 0件 |
若くしてデビューを成功させた小説家エドマンド・ハミルトン。
しかし、デビュー以来続く仕打ちに嫌気がさして、出版社と袂を分かつ。
これからどうしようかと悩んでるところに、新進気鋭の出版社が目にとまる。
その出版社に出向き、あらためてそこから再起をはかる。
もう一度小説を書くために。
なにより、自分にとって大事な、最初の読者のために。
「ただ一人の読者に向けて、もう一度 ~心ない言葉に嫌気がさして筆を折りかけたけど、もう一度頑張ってみます、何より大切なたった一人の読者のために~」から題名変更
ジャンル:異世界〔恋愛〕
最終更新日:2021年 09月 12日 20時 00分
Nコード:N9593HE 読了時間:約103分(51,167文字) 総合評価ポイント:210pt 評価人数:19人 評価ポイント:170pt ブックマーク数: 20件 |
この物語は、<8>「あがりがま」で、一家の窮乏を助けるために奉公に出た、おこのと榮吉の娘、お須磨の苦労が描かれています。本来は、「あがりがま」の中で書かれるべき話だと思いますが、別仕立てにしたものです。どちらかというと、「あがりがま」の一挿話、あるいは拾遺とでも言える物語です。
「あがりがま」をお読みになられた読者はその結末をご存じだと思いますが、
この作品の終わり方を考えると、未だの方は、できれば「あがりがま」を先にお読みいただいた方がいいかも知れません。
ジャンル:純文学〔文芸〕
最終更新日:2019年 12月 20日 08時 43分
Nコード:N9576FW 読了時間:約103分(51,204文字) 総合評価ポイント:8pt 評価人数:1人 評価ポイント:6pt ブックマーク数: 1件 |
「私とあなたが望む限り、ここにいることにいたしましょう」
古い古い契約があった。続けることを望んだ彼女と、終わらせることを望んだ彼とのお話。
ジャンル:異世界〔恋愛〕
最終更新日:2014年 02月 15日 05時 00分
Nコード:N6186BY 読了時間:約103分(51,229文字) 総合評価ポイント:450pt 評価人数:24人 評価ポイント:200pt ブックマーク数: 125件 |
平成10年7月、尾張多賀神社の裏手にある部落の一軒家に1人の老人が無断入居する。近所の人はびっくりして追い出そうする。空き家だが無人の家ではないからだ。この家の持ち主は2年前に旅に出ると言って出ていったままだ。当時35歳。
近所の人がびっくりしたのは、老人がこの家の持ち主で、まだ37歳だと言い張る事だ。誰がどう見ても80歳か90歳位に見える。
老人は2年前に旅先で亥世界に入り込んでこの歳になっていたと語る。
老人の入り込んだ世界は常識では理解できないものだった。
常世の国――2百人の若者たちが暮らす世界。生活水準も縄文時代。政治や文化もない。生活に必要な物は必要なだけ作る。貨幣もない。人々は歳をとらない。老人にとってはあこがれの国だった。彼もこの世界では20代の初めのように若々しい。
しかし、1ヵ月に1人子供が生まれると、20歳の後半になった若者が1人消える。その場所も部落の北側にある、巨大な鉄塔の中に吸い込まれていく。
新月の前夜、塔の中から3メートルもある鬼が出てくる。鬼は部落に入って咆哮する。1人の若者がその咆哮に応じて、鬼と共に鉄塔に入っていく。
老人(主人公、山下統一郎)は鉄塔の中に入って見守る。
鬼が若者を貪り食う。その凄惨な光景を見た時、山下は鬼を殺すことを計画する。そして火で鬼を焼き殺す。
だが鬼が殺された事で、山下は部落から追い出される。
この世界に戻って山下は見る見るうちに老人と化す。
この世界に戻っても、あの世界で夫婦となったイトから霊感で情報が送られてくる。鬼は牛頭天王で、彼は蘇ろうとしている。山下はあの世界に帰る事を許される。
老人は新月の前の晩にあの世界=常世の世界に帰る。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕
最終更新日:2022年 06月 30日 08時 25分
Nコード:N2023HS 読了時間:約103分(51,239文字) 総合評価ポイント:4pt 評価人数:1人 評価ポイント:2pt ブックマーク数: 1件 |