少女は全てを捨てた。だから飛び降りたのに――
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕
最終更新日:2012年 09月 08日 20時 40分
Nコード:N8684BI 読了時間:約11分(5,044文字) 総合評価ポイント:15pt 評価人数:2人 評価ポイント:11pt ブックマーク数: 2件 |
子どもの頃。
テレビのドキュメンタリーかなんかで、島中を覆う蟹の群を見た。
大量発生した蟹は島中を席巻して、島民は蟹を踏みつぶしながら生活をする。どこもかしこも蟹だらけだから、蟹を踏みつぶさなければどこにもいけないのだ。
だから、道路は踏みつぶされた蟹で埋め尽くされる。そんな風に、命がゴミのように扱われる光景を、俺は子どもの頃に見た。
そして、大人になって。
同じような光景が、俺の目の前に広がっている。
大量発生した、手のひらサイズの赤ん坊。
人間の赤ん坊と同じ形をした、異様に小さなそれは、水気のある所から現れて、大繁殖した鼠のように、入り込めるあらゆる場所を占拠する。特に路上の状況は深刻で、道路は赤ん坊で溢れているから、道行く人は赤ん坊を踏みつぶさなければ、どこに行くこともできない。
だから、人々は路上をハイハイする赤ん坊を踏み潰し、殺す。
ゴミのように、踏み潰される赤ん坊達。
街にこだまする『おぎゃあ、おぎゃあ』という鳴き声。
そんな赤ん坊の溢れる風景を眺めていた俺は、ある些細な出来事を切っ掛けとして、赤ん坊が何処から来るのかを知る事になる――。
ジャンル:ホラー〔文芸〕
最終更新日:2014年 08月 05日 13時 00分
Nコード:N6701CF 読了時間:約11分(5,044文字) 総合評価ポイント:100pt 評価人数:11人 評価ポイント:82pt ブックマーク数: 9件 |
冬の日の夕方。あたたかそうな外套を着て、手袋をしていた彼女。白いダッフルコートに包まれた姿は、まるで雪の妖精のようで……。そんな彼女に、俺は淡い恋心を抱いていた。
(「カクヨム」「エブリスタ」「ステキブンゲイ」でも掲載しています)
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕
最終更新日:2019年 12月 20日 00時 24分
Nコード:N7618FX 読了時間:約11分(5,044文字) 総合評価ポイント:2pt 評価人数:1人 評価ポイント:2pt ブックマーク数: 0件 |
「真冬の花火企画」参加短編です。
やられたらやり返す悪役令嬢って美しいですよね!
と、思って書き出したら、背後にヤンデレが全力待機する話になりました。
お楽しみください!
ジャンル:異世界〔恋愛〕
最終更新日:2024年 01月 05日 23時 09分
Nコード:N9755IL 読了時間:約11分(5,044文字) 総合評価ポイント:180pt 評価人数:24人 評価ポイント:170pt ブックマーク数: 5件 |
6月1日。JR東日本のウォーキングイベント「駅からハイキング」に参加するため上尾に行ってきた。
はじめは書く気はなかったのだが、終わってみれば無性にこれについて書きたくなった。パフェとア・ラ・モードのエッセイを書いた時もそうだが、日常のエッセイは突然書きたくなるものらしい。
ジャンル:エッセイ〔その他〕
最終更新日:2019年 06月 09日 08時 16分
Nコード:N1956FO 読了時間:約11分(5,046文字) 総合評価ポイント:0pt 評価人数:0人 評価ポイント:0pt ブックマーク数: 0件 |