人類が宇宙進出をはじめて、はや数百年、らしい。
で――
俺は宇宙軍中佐、桑原。22歳にして特務巡洋艦「鬼怒九号」、通称KKの艦長を任されちまった。
今回、銀河をちょっとだけ間借りする我らが地球同盟代表として、銀河のちょっとした勢力であるナブロクレという宇宙人相手に、ちょっとばかり取引しに行くことになった。
モノはと言うと、ナブロクレのお家芸である「転送機」だ。そのデモンストレーションと、物々交換での調達ってことで。
この取引は俺、つまり軍艦がでるってだけでキナ臭いのに、今回はエース級のテレパスまでサポートで派遣されることになってる。
さて、どんなテレパスが来るんだろうか。できれば美女希望、っと。
ジャンル:宇宙〔SF〕
最終更新日:2012年 08月 04日 00時 00分
Nコード:N6383BH 読了時間:約155分(77,031文字) 総合評価ポイント:161pt 評価人数:14人 評価ポイント:117pt ブックマーク数: 22件 |
近未来の日本は、疲弊していた。人生の負け犬とよばれてもおかしくない中年の男、結城稔もまた疲弊していた。彼が再起をかけて探しているのは第三オアシスと呼ばれる数だった。その数さえ見つければ、名誉を挽回できる。その数さえ見つければ、悲恋を封印できる。そう思っていた。だが、その数は、国を復興し、世界に変革を起こすやもしれぬ数だった。そのために、結城は狙われ、逃亡する。新たな仲間の危機、裏切り、切ない思い出。すべてに決着をつけるために罠の中に飛び込んでいく。
ジャンル:空想科学〔SF〕
最終更新日:2012年 08月 02日 21時 52分
Nコード:N6820BH 読了時間:約126分(62,806文字) 総合評価ポイント:466pt 評価人数:25人 評価ポイント:214pt ブックマーク数: 126件 |